このページでは楠メンタルホスピタルで実施している精神科の新しい治療法をご紹介しています。
2019年6月に保険診療として認められた新しいうつ病の治療法です。
治療抵抗性統合失調症(抗精神薬で症状の改善が得られない方)に対して、効果があることが認められている唯一の薬です。
薬の飲み忘れやそれによる症状の悪化を防ぐことができます。 経口薬に比べて効果の安定性・副作用の軽減が期待でき社会的リカバリーに寄与します。
クロザピンは、治療抵抗性統合失調症(統合失調症の治療において抗精神病薬で十分な効果が得られない方)に対して、高い効果が認められている唯一の薬剤です。白血球の減少や高血糖などの副作用があるため、要件を満たした医療機関のみで処方が認められています。
LAIは、持続性注射剤と呼ばれる統合失調症と双極性障害の治療薬です。 2週間または4週間ごとに受診して注射をすることで、毎日お薬をきちんと飲み続けるのと同じ治療効果が期待できます。そのため飲み忘れの心配がなくなり再発や症状悪化の不安も軽減されます。生活の質の向上が期待できます。